米粉(こめこ)と聞くと、どのようなイメージがあるでしょうか?
「お団子などに使う和風の素材」「地味で古くさい」「お米を粉にしたものですよね?」「どのように使ったらいいかよくわからない・・・」と、特に若い世代を中心にほとんどの方はこのようなイメージをもっていると思います。
確かにお米を粉にしたものということには違いありませんが、実は単にそれだけではないのです。米粉の秘めたるパワーと魅力を知っていただければ、米粉にもっと興味を持っていただけるのではないかと思います。
最近よく言われている「米粉」とは、うるち米を水洗いしたあとに特殊製法により小麦粉程度まで細かく粉砕した粉のことです。
これまでも上新粉は、和菓子などにずっと使われてきましたが、さらにより細かくなったことで洋菓子やパン、麺にまで応用が利くようになりました。
な~んだ単に細かくなっただけなのかと思われるかもしれませんが、粉砕熱による性質変化やでんぷん損傷を最小に抑え、お米の持っている特性を維持するには独特のノウハウがあり、製粉メーカーによっても米粉は微妙に違います。また、細かくなればなるほど高品質という感じがしますが、一概にそうも言えないのです。和菓子、洋菓子でも作るお菓子によってはやや粗いほうが食感に優れる場合もありますし、細かくなってもでんぷん損傷率が高いと老化のスピードとも関係してきます。どこの米粉がいいというのではなく、作るものによって最適な米粉を見つけることが大切だと思います。
まずは、何といっても米粉の原料であるお米についてですが「日本型食生活」というのをご存知ですか?
これは、食を取り巻くあらゆる環境が原因による栄養バランスの偏り、生活習慣病の増加が問題視されている中、人間の健康に最も望ましいものがこの「日本型食生活」であると世界から評価されているのです。
昔、我々日本人にとってお米は大切なたんぱく源でした。先祖から食べ続けてきたお米、そしてそのお米を中心とした食事には優れた栄養と知恵がつまっています。
現代社会人であると認識する前に、日本人だからこそお米の力を再確認してみてはいかがでしょうか。
お米には、たんぱく質・炭水化物・脂肪・無機質・ビタミンB1・ビタミンEなどの栄養素が含まれており、体に必要な栄養素を含んでいます。